太陽光発電所の「過積載」(パネル出力をパワーコンディショナ出力より大きくすること)は、収益を底上げする定番テクニックです。では何倍まで載せると得なのか。サンムーブの39万件データで検証すると、はっきりした分岐点が見えます。
1.5倍を超えると利回りが急落する
過積載率の帯ごとに表面利回り(推定)の平均を見ると——
- 過積載 1.0〜1.5倍:約16.5%
- 過積載 1.5〜2.0倍:約12.6%
- 過積載 2.0〜3.0倍:約11.4%
1.5倍を境に、利回りが一段はっきり下がります。
なぜ下がるのか
理由は2つ。①ピークカット——パワコン容量を超えた発電は捨てられるため、パネルを増やしても発電量(売電収入)は頭打ちになります。②取得価額の増加——パネルを増やせば設備コストが上がり、利回りの分母が膨らみます。つまり「載せすぎ」は、コストだけ増えてリターンが伸びない領域に入るのです。
中古を買うときの見方
過積載は1.3〜1.5倍あたりが効率の良いゾーンとされ、データもそれを裏づけます。中古物件を検討するときは、過積載率と表面利回りをセットで確認しましょう。サンムーブの物件詳細では各設備の過積載率を表示しています。
※数値は公表データに基づく推定で、立地・設備状態により実際の収益は変わります。
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